日本に行くと、いつもあそこも行きたい、あの人にも会いたいあれもしたいこれもしたいと思ってしまってスケジュールを詰め込んでしまうので、今回は行く前から詰め込まない旅をすると決めた。
という事でこの日も会う事にしていた友人のところに行かないで朝ゆっくりしてリンゴちゃんたちと散歩しながらエリックがお昼に作ってくれる食材のお買い物に行った。
ランチは恭子達のためにエリックは春の旬のホタルイカを使ったお料理。きれいで上品すぎると言われていたけど美味し食べてもらえた。
東京駅から京都まで行く代わりに、新横浜から新幹線に乗るという恭子のアドバイスを通りして正解だった。
乗り換えもスムーズに行ったし、混んでなかったし新横浜でのぞみ新幹線を見ていつものようにエリックは興奮気味だった。
新幹線のビデオをエリックは撮っていて駅員さんに大声で、もっと離れるよう注意されちゃったよ。
新幹線はスムーズで快適だった。
乗りながら思い出していたのは新幹線に乗って東京に行くのが、高校生の頃の私の楽しみの一つだった事。当時は新横浜から京都まで新幹線が3時間くらいだったと記憶していますが、今はもっと速くなって2時間弱。
ということで、ちひろちゃんの桜アンパンをおやつに食べながら飛行機で編み始めた春のセーターを編んでいたらあっという間に京都に到着した。
私は京都のホテルに泊まることにし、予約する時どこがいいか迷ったというより京都は観光客にとても人気の場所なのでどこも予約いっぱいだった。
幸運にもネットで調べたら、京都駅にとても近い、ホテルグランヴィア京都を見つけたのでどんなホテルか読んでみたら。京都駅ビルに直結していて、もし雨が降ってもこれなら荷物を持って外に出る必要もないから即決定。
京都駅に到着して、人混みが東京駅ほどではないけど多くてホテルグランヴィア京都の入り口までの道を1度だけ聞くと
新幹線を降りて右に曲がるとすぐあるよと教えてもらってそっち方面に行くとホテルの入り口があった。
エントランスの少し暗い階段を上がり抜けるとパッーと光が入ってくるようなガラス張りの橋を歩いているのに気がついた。
えー何これ?
って言いながらよく見ると京都駅の真上に自分たちがいる事に気がついた。
右側がJRの線路側、左側が京都駅の八条出入り口。
なんとも不思議な眺めでいろんな人たちが歩いてたり、急いでいるのが一目に見えた。
こんな風に上から駅を眺めた事はなかったので、エリックは興奮してビデオを撮り始めていた。
このガラス張りの橋を渡ると素敵なお店が並んでいてその後、ロビーへのエレベーターがあった。これを書いている今も、またホテルグランヴィア京都に行ってあの周辺で時間を過ごしてみたいなという気持ちがある。
通常、庭園があるホテルや旅館が好きだけど、伝統的な旅館ではなく、庭園もないモダンな雰囲気なホテルだったけどでなぜか惹かれた。
私たちの部屋は新幹線側の駅が見える部屋で、窓を開けると駅の音が全部聞こえ、閉めるとほとんど何も聞こえなかった。この窓ガラスはすごいなって感心。南側の山の美しい景色が印象に残った。
私がお部屋で休息している間、エリックは探査に出かけてホテルの隣に美味しい湯葉と自家製豆腐の京やさい料理のレストラン、『接方来』を発見。
夕食をそこで食べようと誘いに来た。
私たちはその湯葉と豆腐の美味しいレストランでお腹いっぱい食べた。
少し散歩して、お土産屋さんやパン屋さんを覗いて、部屋に戻った。
夜はとっても素敵なモダンな日本のお風呂をエリックはビデオを撮って、サンタモニカから持って来たお庭のカレンデュラ(キンセンカ)とノースフォークの松の手作り入浴剤でゆっくりお風呂。
8年ぶりの京都の夜をゆっくりおやすみ。
Love, Sanae