1993年(平成5年)、卵巣癌だと告知されて恐怖と絶望で真っ黒に塗られてしまった私の人生。初めはどうしていいかわからないで泣いたり、落ち込んだりしていました。ある日、泣いたり落ち込んだりすることに疲れた自分の中に、残された人生を何かしたという気持ちがあるのを見つけました。
小さい時から好きだったアートをしてみたいという気持ちが生まれていました。小さなアートスクールに行ってデッサンのクラスに通い始めて、その後、絵画のクラスにも参加しました。手で描いたり、コラージュを作ったりすることに自分の気持ちを集中させていたら、その短い時間だけでも自分の癌のことを考えないで楽しめること幸せを感じたのです。その後、カリグラフィーを学んだり、ヒーリングストーンのジュエリー作りクラスをとったりしています。
マクロビオティックナチュラルライフで自分の人生を癒し色(ヒーリングカラー)に塗り替えられるとわかりました。またそれをできるのは自分しかいないということも学びました。