クラちゃんはゴールデンリトリバー介護・セラピー犬として活躍ずっとしています。
手作り オーガニック犬ごはん(ヘルシーハッピープーチ)を食べて自然な環境で育ちました。
子犬の時からお利口さんで、その上、とっても優しくて落ち着いています。誰にも親切でフレンドリー。特にお年寄りと子供が大好き。サンタモニカの老人ホームやファーマーズマーケットに長年行って介護犬のボランティア活動をしています。私が臨死体験をするほどの酷い交通事故で長い間車椅子生活をしていた時もクラちゃんはいつも補助してくれてました。クラちゃんの生まれ持っての性格は少し恥ずかしがり屋さんで静かなのですが、うちの犬家族の年長さんとして、また介護・セラピー犬として無条件の愛をみんなにシェアーして頑張ってます。
今年の5月16日に13歳のお誕生日を迎える時に年に一度の身体検査に行きました。丁度少し前から左後ろ足の調子が悪く、ビッコをひき始めていたので、そのことも検査してもらいたかったのです。ホリスティック 獣医のドクター・レインに検査してもらい、足の骨、筋、筋肉に問題はないようだと言われました。ただ血液検査の結果で、貧血と内出血をしていることがわかり、内科専門の獣医さんの所で超音波診断とレントゲンの検査をするようにすすめられました。5月18日、早速検査に行きました。そしてクラちゃんが脾臓の癌(血管肉腫)だと診断され、ショックで目の前が真っ暗になってしましました。血管肉腫のことをすぐ調べたところ、よく犬(特にシェパードとゴールデンリトリバー)に見られる癌で、腫瘍が非常に大きくなって、転移するまで 臨床徴候をめったに示さず、 進行がとても早いとわかりました。クラちゃんの場合も既に両方の肺に移転していました。また、左後ろ足は脾臓が肥大していて腰部の骨を押していて神経を麻痺させていたことが原因でビッコをひいていたと思われます。
脾臓の血管肉腫の場合、脾臓摘出手術をしてその後、化学療法か放射線療法が通常勧められます。クラちゃんはもう肺に移転していたので、内科専門の獣医のドクター・ハダーに脾臓摘出手術は不可能で、残り2週間から2ヶ月の命だと言われました。
5月29日にクラちゃんが癌になった事をブログで書きましたが、初めは悲しく何をしていいかも考えられないでいました。でもクラちゃんはまだ生きていて、食欲もあるし、毎日短い散歩に行って、お庭でハミングバードを見て来客を快く迎えてくれてます。だから悲観している時ではないと気がつきました。
昨日で丁度、クラちゃんが癌だと診断されて2ヶ月が過ぎました。マクロビオティックカウンセラーとして自分の持っている癒しの知識を全て使い、ホリスティック 獣医のドクター・レインからの指導と鍼灸の治療を受け、アニマルコミュニケーターのリディアヒビーさんとも話して、その他、血管肉腫に関するあらゆる 本やブログとインターネットでの情報を読めるだけ読みました。
犬が癌になる原因:
* 市販されているドッグフードの中の発癌物質と毒素
* 胃腸が消化できない不適切な材料のドッグフード
* 食物全体(whole foods/ホールフード)とバラエティに欠けているドッグフード
* 環境の汚染、除草剤、ノミとダニ予防の薬やスプレー
* 必要以上の予防注射
* 犬の種類・遺伝性と免疫組織障害
内科専門の獣医のドクター・ハダーと、主治医のホリスティック・ドクターレインは、ゴールデンリトリバーは、ガンになる確率が高い犬種で、また クラちゃんのブラザーの8匹中5匹がガンで若い時に亡くなっているから原因は遺伝と思われると言われた。 クラ ちゃんは13歳まで元気で生きられたのは手作りのドッグフードでずっと育ててきたからだろう言って下さった。確かに手作りドッグフードを食べて来て病気もほとんどしないで元気だったけど、3年くらい前まで知識不足で予防注射は以前、普通の獣医のさんのところで、言われるとおりに年に必ず1回はしていました。それと夏の間の3ヶ月くらいはノミとダニ予防の薬も飲んでいました。今更ながら、うちの動物家族に申し訳ない気持ちでいっぱいです。その他、わかったのは血管肉腫で脾臓摘出手術をした犬はその後平均2ヶ月くらいしか生きていないという事。だから今回クラちゃんが手術できなかったのは良かったのかもしれない。これは私が23年前に卵巣癌になった時に手術をしなかった事と同じかもしれません。
マクロビオティック・カウンセラーとして何百人のクライエントさんのカウンセリングをしてきましたが、脾臓血管肉腫のクライエントさんはまだ一度もカウンセリングをした事がなかったので、日本のマクロビオティック・カウンセラーの友人磯貝氏に相談をしてみました。磯貝氏は今まで6000人以上のカウンセリングをなさってきています。あまり犬やネコのカウンセリングはなさっていないと磯貝氏は言ってましたが、基本的には同じように扱うことが可能だと私の今まで犬、ネコカウンセリングしてわかっていたので、まず相談をしてみました。自分の知識とリサーチした結果、そして磯貝氏からのアドバイス、ホリスティック獣医のドクター・レインからの漢方薬、クラちゃんと会話して直感で毎日何をしたらいいか決めています。
クラちゃんの癌は脾臓なので陽性(私の卵巣癌も陽性でした)。移転したのは肺なので陰性。食養を作るときはそのことを考えて作ります。
クラちゃんは全体的に安定して来ています。ビッコをひいていた後ろ左足も少し良くなって自分で短い距離は歩けるようになりました。食欲もだいたいいつもあります。高熱が時々出るのでその時は気をつけて看病してあげてます。ヒーリング食を作ってあげてます。以前食べていた、生の野菜とか一切食べたがらないので、全部柔らかく消化しやすいように料理します。クラちゃんが嫌いだと吐き出すので色々工夫してメニューを作ってます。もし、みなさんのおうちのワンちゃんが病気になって今までの食事を食べなくなってもそれは当たり前です。ちゃんと病気用の癒し食をぜひ作ってあげて下さい。
クラちゃんにしてあげていることリスト:
1.マクロビオティック
1)脾臓と肺のための癒し食(高熱が出た時の癒し食も含む)
2)癒しの飲み物
3)歯茎のマッサージ
4)ボディースクラブ
5)導引
6)指圧
7)レメディードリンク
8)湿布
2.漢方薬 (ホリスティック・獣医のドクター・レインからの処方箋)
3.ホメオパシー
4.バッチフラワーレメディー
5.エッセンシャルオイル
6.鍼灸
7.直傳靈氣
8. ビワの葉の温灸
9. 癒しの音楽
10. ヒーリングストーンのブレスレットとネックレス
11. ポジティブな癒し言霊
12. 「ありがとう」 詠唱
13. アニマルコミュニケーション
これを見てもわかるように沢山やることがあるので、私の1日は活動に溢れています。毎日のプランを立てて、クラちゃんの様子を見ながら自分の日課を楽しみます。瞑想、ヨガ、Seed Kitchenの仕事、クラスを教えて、カウンセリングをして、執筆、友人や家族との時間。旦那さんのエリックとクラちゃん以外の5匹の犬と2匹のネコ家族との生活。
病犬のクラちゃんの世話をするのは確かに大変です。毎日の生活のバランスをとることも簡単ではありません。でもクラちゃんのおかげで集中して毎日を過ごして、クラちゃんのために何かできることに満足を感じています。無条件の愛を私に毎日教えてくれるクラちゃんに心から感謝しています。
ラブ、草千
Love, Sanae