人生は光と影、陰と陽のバランス。
今までいろんなことがあった。悲しいことは思ってもいないときにやってくる。
エリックに知り合ったのは、前夫との離婚をすすめていた時、海外で仕事をしていた彼と連絡をインターネットがない時代、電話かFAXでしていた。次の年にエリックがサンタモニカに引っ越ししてとても喜んでいたのにその後、自分が卵巣癌だと告知された1993年。
2001年、マクロビオティックカウンセラーになる資格を修得するためにマサチューセッツにあるクシ・インスティテュート行った帰りにアロゾナの砂漠で臨死体験をするほどの酷い車の事故にあった。出会って10年以上経っていたが、丁度、この事故をする前にやっとエリックとの結婚へのこころの準備が出来ていたのだが、エリックはもう別れることを決意していたと昏睡状態から戻って聞かされた。
2006年、私の始めてのサービス・セラピードッグ、キンの娘、オロちゃんが子犬を産んだ日に母が昔から患っていた喘息で急に亡くなったと知らされた。
エリックと私は一生懸命働いてSeed レストランをオープンする夢を実現させようとしていた時に愛犬ドレちゃんが自宅のすぐ横の裏道で車にひき逃げされて亡くなってしまい、その後、10日後に母親のキンが急に亡くなってしまった、2008年。

老人ホームでのクラちゃん 5月26日 2016年
そして、今回は、大好きなクラちゃん(キンの娘でドレちゃんの妹)が楽しい13歳のバースデーを過ごしたブログを2週間前に書きましたが、クラちゃんは13歳の健康診断に行って血液検査の結果、内臓出血をおこしているとわかった。その後、内科専門の犬猫病院でいろんなテストをして脾臓のガンと告知され、ショックで何も考えられない1週間が過ぎてしまった。
何か自分の育て方に落ち度があったのか?
お腹のところに何かあるのを見たときにすぐ検査に行かなかったからか?
なぜ、もっと早く気が着いてあげなかったのかと何回もいろんなことを責めている自分に気がついた。
内科専門の犬猫病院のドクターハダーさんと、主治医のホリスティック・ドクターレインさんからゴールデンリトリバーは、ガンになる確率が高い犬種で、またクラちゃんブラザーの8匹中5匹がガンで若い時に亡くなっているから原因は遺伝と思われると言われた。手作りのドッグフードでずっと育ててきたからクラちゃん13歳まで病気もしないて元気で生きられたんだと言って下さった。ドクターハダーさんは、クラちゃんは後、2週間から2ヶ月の命だろうとも宣告した。
ショックで何も考えられない、こうしてブログを書きながらも受け入れられないでいる心の表面は麻痺した状態を感じる。でもね、恐々、心の奥深いところを覗くとクラちゃんが私を必要としているのを感じる。罪悪感で自分を責めたり悲しんでいる場合ではない。クラちゃんはまだよく食べているし、ヒーリングフードに変えてからもちゃんと食べて、生きる気力をまだまだ捨てていないで一生懸命頑張ってる。

クラちゃんとドクターレインさん
昨年からアニマルコミュニケーションの勉強をしているので、クラちゃんとこのガンのことを話してみた。クラちゃんは、「痛くないよ。ただ疲れやすくなったのを感じてたから、初めは年を老いたからだと思ってた。まだ、楽しいことあるし、このことで、ママと一緒にもっといられるからクラは嬉しいから心配してないよ。ママ、心配しないでね。ママが心配するとクラも心配するから。短い散歩、サンタモニカのファーマーズ・マーケットに行って、オーガニックりんごを売っている、レイラに会って、リンゴを買いに来る子供たちと一緒にフジりんごを食べるのも楽しいし、近所のナンシーさんのところに遊びに行ったり、老人ホームにサービス・セラピードッグとして行くのも楽しいよ。」と言って、私が、今回のことをみんなにシェアーしてもいいか聞いたら「ママ、今更何を言ってるの?ママはみんなのヘルプが出来るようにヘルシーハッピープーチの本を書いたんでしょ。もしクラが他の犬たちとその家族のためになるなら、写真も今までのように撮ってね。」と言って私を励ましてくれた。自分がこんなにクラちゃんに愛されて支えられていると再確認して感謝の気持ちいっぱいで言葉にもできませんでした。

クラちゃんと13歳のバースデーギフトのベッド

クラちゃんとサンタモニカファーマーズマーケットに来る子供たち

Kula enjoys being on the deck after dinner.
私のアニマルコミュニケーションの先生のリディア・ヒビーさんにもクラちゃんと話してもらったら、クラちゃんは痛みはなくって、まだまだ逝く気はない、今までの幸せな彼女の犬生に感謝している。他の犬とネコの家族もみんな理解してくれているから安心しているって言ったそうです。
クラちゃんがガンになったと知って悲しくって誰にも何もすぐ言えなかった。耐えられないような苦しみを感じてしまったけど、この気持ちを否認していたのでは、本当にクラちゃんを癒してあげられないから、どんなに苦しくても怖くて悲しくても正直な自分の気持ちを認めて毎日、クラちゃんのために早く起きて、まず自分の人生とクラちゃんの優しくって勇気ある素晴らしい魂に感謝して1日を始めてます。

海が大好きなクラちゃん
どうぞ、みなさん、クラちゃんが彼女の命を1日でも長く全うできるため、ガンが奇跡で治るように祈ってあげて下さい。お願いします!
クラちゃんの癒しのレメディードリンク、癒しの食事を作って、ボディースクラブ、指圧、レイキ、温灸などを毎日してあげてます。時間ができたら、クラちゃんにしてあげている癒し療法をシェアーしますね。
愛とクラちゃんを癒すために…
草千