痛みに効くセント・ジョンズ・ワートフラワーオイルを作る

2025年は、刺し子ワークショップ教えて、愛犬ルミの世話、そして昨年ご主人を亡くされた長年のクライエントのヒーリングのお手伝いなどして思いもよらない活動的な半年。

季節ごとの手仕事として、3月に20ポンド(約10kg)の味噌作り、5月には25ポンド(約11kg)の梅仕事(梅干し、梅酵素シロップ、梅酒、ビワチンキ)を6月に仕上げた。
ブログに書く時間が取れないうちに夏がやってきちゃった。

カリフォルニア州ノースフォーク村にある我が家の別荘に毎月行った時に、この2ヶ月間、薬用植物やハーブを採集した。夏のハーブ採集で特に気に入っているのは、セントジョーンズワート(セイヨウオトギリ)!
特に変わった花ではないので、もしかしたら見逃した方もいるかもしれませんが結構どこでも山に行くと生えてる。

 

セントジョーンズワートを使って、ハーブオイルやチンキ剤などを作るのが好き。

ヒペリシン(セントジョーンズワートに含まれる成分で、抗うつ薬に似た化学的・薬理学的特性があると言われています)がオイルやチンキ剤に赤みを帯びた色を与え、出来上がりはとても美しい。

 

セントジョーンズワートオイルには、多くのメリットがある。

 

スキンケア:

創傷治癒:セントジョーンズワートオイルは、軽度の火傷、あざ、傷、その他の皮膚の炎症の治癒を促進するために伝統的に使用されています。

抗炎症作用:炎症を抑え、炎症を起こした肌を落ち着かせるのに役立つため、乾癬などの症状に効果的です。

抗酸化作用:このオイルには、ヒペルフォリンやヒペリシンなどの抗酸化物質が含まれており、肌を保護し、自然な輝きを保つのに役立ちます。

保湿:乾燥してひび割れた肌に潤いを与え、全体的なしなやかさを改善します。

 

気分と精神の健康:

軽度の抗うつ作用:セントジョーンズワートオイルを局所的に使用すると、気分を高揚させ、穏やかで幸福な気分を促進する可能性があります。

ストレスと不安の緩和:緊張、ストレス、不安を軽減するのに役立つ可能性があります。

 

痛みの緩和:

筋肉の緩和:このオイルはマッサージに使用して、筋肉の痛みや不快感を和らげることができます。

神経痛:神経痛や坐骨神経痛などの神経痛に伝統的に使用されてきました。

 

今日は痛みの緩和・筋肉の緩和のオイル痛みを和らげるオイルです。

2001年に瀕死の交通事故に遭い、足と脚を負傷しました。

二度と歩けないと言われてたけど、努力を諦めなかったおかげで長い時間がかかりましたが今は歩けるようになってる。

日々の努力の一つは、ふくらはぎ、足の裏、つま先、そして手と指先をマッサージすること。そう、20年以上、365日続けているんです。セントジョーンズワートは、私がマッサージに使う薬草オイルの一つ。

 

普段はフレッシュな収穫時すぐのもの使いますが、今年は時間がなかったので、乾燥させて、オイルと混ぜる事にした。

フレッシュなセントジョーンズワートで作ったオイルの方が効果が高いと言われていますが、乾燥したセントジョーンズワートオイルでも効果を実感しているので、乾燥オイルでも十分効果はあり。

 

とても簡単に作れるので、ぜひみなさんも試してほしいな〜。

 

1。セントジョーンズワートの花をガラス容器の4分の3くらいまで入れます。セントジョーンズワートには殆ど香りがないので、ラベンダーの花がお好きなら加えると香りつきます。

 

2。オリーブオイル、ひまわり油、米ぬかオイル(私はオーガニックの未精製スイートアーモンドオイルを使用しています)などを、ハーブが浸るくらいまで入れます。
3。オイルの抽出方法:
1)日光抽出:密閉した瓶を、暖かく日当たりの良い場所に2~4週間、あるいはそれ以上置いておくのが伝統的な方法です。ヒペリシンなどの有益な成分の抽出を促し、オイルに赤みがかった色をつけます。
2)温水抽出(オプション):日光を避けたい場合は、低温のクロックポットや温かいオーブンを使うことを推奨するものもありますが、特定の成分の抽出には日光が不可欠だと考える情報源もあります。
特に最初の1週間は、瓶を毎日振ったりかき混ぜたりして、均一に抽出してください。
4. オイルを濾す:浸出期間後、チーズクロス、モスリンクロス、または目の細かいふるいを使ってオイルを濾し、清潔な瓶に入れます。1~2日置いてから、透明なオイルを丁寧に注ぎ出し、残留物はすべて残します。
5. 保存方法:完成したオイルは、冷暗所、できれば遮光性の高いガラス瓶に入れて保存してください。冷蔵保存すると保存期間を延ばすことができます。適切に保存すれば、オイルは少なくとも6~9ヶ月、場合によっては1~2年は持ちます。

*セントジョンズワートは特定の薬剤と相互作用を起こし、日光に対する過敏症を引き起こす可能性があります。特に薬を服用している方や持病のある方は、セントジョンズワートを使用する前に必ず医療専門家にご相談ください。この情報は教育目的のみであり、専門的な医療アドバイスに代わるものではありません。

 

夏の手仕事、ぜひ楽しんでください!

 

Love,

Sanae ❤️

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