人生(犬生)はとっても大切!
私の愛犬娘のクラちゃんの毎日は脾臓癌になってからとってもシンプル。
脾臓癌が肺に移転してもクラちゃんは毎日をとっても満足して生きてエンジョイしているのをみて、最近、私はクラちゃんにどうして、そんなに忍耐強く、寛大にしていられるのかを訊いてみました。
クラちゃんは 間をおかないですぐ話してくれました。
「どうして?
だって人生(犬生)はとっても大切なんだよ。知らなかったのマミー?
毎日同じ日はないんだよ。毎朝、太陽さんは毎朝昇ってくるの大好き。時には太陽さんはお顔を見せてくれない時もあるけど、太陽さんがいる存在は毎日感じるよ。だから毎年エリックパパが初日の出を 山に見に連れて行ってくれるのは最高。」
クラちゃんと初日の出
「毎朝、マミーが起きたら窓を開けて風が入ってくるのを感じるのも好きだな。クラは、フレッシュエアーがとっても好きなんだよ、だから海に行くのが大好き。朝、ストレッチしたらマミーがお外に連れて行ってくれて、庭の匂いを嗅ぐ、信じられないかもしれないけど、毎朝違う臭いがあるんだよ。マミーが朝ごはんを作ってくれている間は、リッラクスして iTunes, YouTube か Spotifyのミュジックを聴く。マミーの音楽の選択はだいたい好きだよ。でもねマミーが歌って踊るのが一番好きだかな〜、元気朝をかんじるからね。
いつも新鮮でオーガニックのご飯は美味しそうな匂いがして本当に美味しい。クラが癌になってからマミーは癒し食を作るだけでなく、毎日クラの体をスクラブしてくれて、指圧マッサージもしてくれて、気持ちいいんだ。最後の導引は楽しくってとっても元気をつけてくれるんだよ。
マミーは最高のケアーテイカーさん、でも本当はクラのマミーなんだよね。」
「パパとママはクラの事を本当に大切に育ててくれて感謝いっぱい。エリックパパには、最高のパパと教えてあげてね!パパはクラが歩けない時は抱っこしてくれたし、高熱が出たら、横でずっと一緒にいてくれたよね。パパの弾いてくれたウクレレはクラの魂を癒してくれてるって忘れないで伝えてね。クラの一番好きなビーチよりパパの方が好きだって言っておいてね。」
エリックパパがウクレレを弾いいてくれてる。
「ご飯を食べて山鳩、ハミングバードをお庭で見て昼寝をしたい時にして毎日ゆったり。
動物家族もみんな大好きだよ。妹のオロは、いつでもクラのことを尊重してくれて喧嘩なんか一度もした事がないね。レオはオロのパートナーとしてクラにも優しくしてくれて、心配性を目で表している。ブブはとってもいい好青年の甥で、何かあったらなんでも頼りにできる。ルミは姪だけど、前世ではお姉ちゃんだったから、よく毎日一緒に遊ぼうって誘いに来て時々、 クラの年齢では追ていけなっかたところもあるけど、楽しい時間。ハッピーはルミの娘、可愛くってきれいだけど、まだまだハッピーはクラも若い時そうだったように。自分がきれいなことをまだ知らないからとっても自信がない。ネコ家族のティンティンは男なのによくしゃべって気を使うからいい聞き役になってあげてる。女の子ネコ、マイマイは高熱が出てゲストルームでマミーと寝ている時毎晩一緒に寝てくれたいい子だ。クラは元々恥ずかしがり屋でリーダータイプじゃなかったから、こんな大家族のリーダーになるなんて思ってもみなかった。でもドレお姉ちゃんがひき逃げの車に跳ねられて急に亡くなって、その後、キンママがショックで10日後に亡くなってみんなのためにリーダーになることを認めて学ばないといけなかった。大変だったよ。今でもキンママのようないいリーダーにはなれなかったと時々思うよ。でもマミーがアニマルコミュニケーションクラスに参加してみんな以前よりうんとうまく会話ができるようになったしエリックパパも少しゆっくりして動物家族を理解してくれるようになったみたいで本当に良かった。」
クラちゃんとクラちゃんの犬家族(クラちゃんは全列真ん中)
「そうそう、大切なことを言っておかないと、クラはね車でも旅行好きだよ。エリックパパがクラがまだ生まれて8週間の時にアメリカを横断してカナダ・ケベックに行ってその後、ノバスコシア州にも行ったのは今でも覚えているよ。エリックパパのおじさんのところで初めてそしてあれが最後だったけど鶏を追っかけたりして本当に楽しかったな〜。あれから車はセカンドホームになったよ。」
カナダ・ケベックエリックの田舎のビーチで、クラちゃんとドレちゃん、キンママと私。
クラちゃんの大好きなマンザニタ湖の岩です。
クラちゃんがマンザニタ湖からダイブするのをYoutube から見てください。
「ノースフォークにも行ってマンザニタ湖で泳いだり大好きは岩から飛び込んだり、毎週土曜日はファーマーズ・マーケットに行って来る子供達や大人の笑顔を見て、オーガニックりんご売りのレイラからふじりんごを食べさしてもらえたのはくらの人生のハイライトだったよ。エリックパパのレストランシードキッチンに行ってお客さんと会ったり、本やさんに行って犬好きな変わった人と話したり、老人ホームの人たちをチョッピリ幸せな気持ちにする助けをしたり、
マミーの足を強くするためにハイキングに行って、毎回、距離を延ばして最後にハイキングに行った時はマミーの方がクラより早く歩いたから、クラも年を老いたなと思ってたけど、もう病気になっていたのかもね。」
クラちゃんとサンタモニカファーマーズマーケットの子供達とレイラさん。
老人ホームでボランティア活動しているクラちゃん
「もっともっと、あるけど、どうして生きている間は楽しんでいるか、だいたいこんな感じでわかったよね。文句なんかいう理由は一つもないよね。」
「人生(犬生)はとっても大切。真実の幸せは、どれだけお金を稼ぐことでも、どれだけ有名で人気がでることでもなんでもないよ。大きな家に住むとかどんな素晴らしいところに旅行することでもないよ。クラには、素晴らしい家族がいてスウートホームもある、だから、毎日をありのまま楽しむ。だって全ては変わっていくから。これは、マミーから学んだんだよ。マミーはクラが生まれた時、臨死体験をするほど酷い交通事故でもう歩けないとドクターに言われて車椅子の生活をしていた。身体障害があるにも関わらず、毎日何か出来ることのなかで楽しいことを見つけでクラ達と過ごして来たんだよ。」
車椅子に乗っていた時の私とドレ(クラの姉ー左)クラとキンママ
「エリックパパとマミーには感謝の気持ちでいっぱいだよ。クラはこのサンタモニカの家で生まれてそだったね、そしてこのお家から発って天国に行くんだ。マミーはクラが生まれてくる時にいてくれたね、そして今度はクラが発つ時もきっといてくれるよね。クラはマミーを信頼しているし、マミーもクラを信頼してくれてるよね。だから、もうじき発つ時が来るよね。マミーのことが恋しくなるよ、そして抱っこしてくれたこと、キスしてくれたことそしていつもの会話。でもどんなことがあってもクラはいつもマミーと一緒だよ。そして必ずまた会えるって信じてるよ。」
クラちゃんは、天使のような魂を持った本当にこころの大きな優しい犬でした。 この13年と2ヶ月半を一生懸命生きてくれたことに感謝してます。
一人でいるのが好きだったのに病気になってからクラちゃんはいつも手を私の顔か腕にくっつけていました。そしてみんなと一緒にいたがって、一人になると必ず来てって呼んでました。寂しくなったり疲れたらいつも抱っこしてキスもしてあげて一緒に寝てました。
クラちゃんとプルメリアの花。これがクラちゃんの最後の写真。もうあんまりスマイル出来ないけど、ハワイアンガールのように撮してねと言ってモデルをしてくれました。クラちゃんの名前はハワイ語で金・ゴールド。プルメリアのお花はハワイのお花でクラちゃんの大好きはお花です。
このクラちゃんとの会話は涙が出てしまいました。
クラちゃんに感謝をまたして必ずクラちゃんが発つ時には一緒にいると約束して、いつもこころの中では一緒だとも伝えました。
クラちゃんはよくわかってくれて、次の日の午後5時45分に自分の意思で私の腕の中で発ちました。クラちゃんの顔はとっても平安な笑顔で、きれいにブラシして新しいカーバーのベッドに移してあげたクラちゃんはただ眠っているようにしか見えませんでした。プルメリアのお花を庭から持って来てクラちゃんにそばに飾ってあげました。ホリスティック獣医にドクターレインとご主人のパトリックさんが夜お仕事が終わってから来て下さいました。そしてロスアンジェルスでは、一番昔からある信頼できる、動物の火葬をしてくれるSOHIE に連れて行っていただきました。
クラちゃんは無事8月3日午前9時に火葬されました。
エリックと私は毎日まだ、泣き嘆いていますが、クラちゃんの人間の両親になれた事にこころから感謝しています。 そしてクラちゃんが私たちだけでなくたくさんの人を幸せにして来た事に誇りを感じます。
クラちゃんの遺灰が家に来るまでの臨時の仏壇をクラちゃんの為に作りました。
クラちゃんの臨時の仏壇
作っている間、クラちゃんと毎日遊んでいたルミがすぐ前に横になっていました。まるでクラちゃんの魂がそこにいるように。
ルミがすぐ臨時の仏壇の前に横になっていた。
そしてその後、クラちゃんの犬家族がみんながやって来て座っていました。
クラちゃんの犬家族が臨時の仏壇の前に座っていた
みんなもクラちゃんがいなくなって寂しがってます。でもみんなクラちゃんの魂を感じているようで、この子達が人生(犬生)はとっても大切だともう既に教えてくれているようです。
みなさん、読んで下さってありがとうございます。人生(犬生)はとっても大切だということをもしよかったらぜひシェアーして下さい。
愛を込めて、
草千💖