世界一幸せなパピー:パート1

若い頃、別に結婚して子供を生んでと言う人生を考えていなかった。

でも38歳の時、卵巣癌になって子供ができないとわかった後、新しい命と接したい思いが自分の中にあるとわかった。どのようにしてその思いが叶うのか私は考えていなかったけど宇宙の計画はあったようだ。

アメリカで初めて一緒に暮らした犬はサクラちゃん(私の大好きな日本の花を名前にした)はシェルティーの雑種で産まれて8週間、1981年にシェルターから来ました。それからいろんな犬やネコをレスキューしたりして家族として暮らしてきています。

卵巣癌を克服して元気になってから山本央子さんの「ヘンリー人を癒す」と言う本を読みました。私はいつか自分の犬を訓練してサービスドッグ/セラピードッグとして病院やシニアーセンターなどに行ってボランティア活動をしたいと願っていたのでこの本はそれを現実させるためのきっかけを作ってくれたかも。

Nakako's book

写真:山本央子さんの「ヘンリー人を癒す」

卵巣癌を克服して元気になってから山本央子さんの「ヘンリー人を癒す」と言う本を読みました。
私はいつか自分の犬を訓練してサービスドッグ/セラピードッグとして病院やシニアーセンターなどに行って
ボランティア活動をしたいと願っていたのでこの本はそれを現実させるためのきっかけを作ってくれたかも。

山本央子さんの本を読む1年くらい前にシェパードの雑種子犬産まれて8週間をシェルターからアドプトして
3日後に亡くなってしまう、とてもショックな出来事があり号泣した。
シェルターにその事を伝えたらまだ1ヶ月以内だからどの犬とでも交換出来ると言われてお腹が捻れるくらい
腹が立った。そしてその子犬は病気だったと言う事もわかった、とても悲しい経験だった。

その後、ゴールデンリトリバーの子犬を引き取る事になった。たくさんの人に愛されている犬種だったので
あまり私にはピントこなかったと言うのが本音だったけどゴールデンなので「キン」という名前をつけて
サクラちゃんと一緒に育てる事にした。
サクラちゃんは老犬で子犬のキンちゃんがうるさいかったのか不機嫌だった。
でもキンちゃんはそんなサクラちゃんに優しくとっても仲良くしていた。
キンちゃんは何故ゴールデンリトリバーが人気のある犬か確信させてくれ思いやりがある犬だと言う事も
わからせてくれた。

自著のヘルシーハッピープーチの本の表紙(下記)に載っているのがサクラちゃんとキンちゃん。

 

hhp paperback cover#10E3CCC.eps

写真: ヘルシーハッピープーチの表紙キンちゃんが左でサクラちゃんが右

 

 

キンちゃんはちょっと変わったゴールデンリトリバー犬でした。
見た目も普通のゴールデンリトリバー犬とは違っていて丁度私にはピッタリだったと思う。
ちょっと細身で運動選手っぽく、毛並みも短く、ラブラドルだとよく言われました。
もちろんゴールデンリトリバーなので誰にでも、どの犬にもニコニコしていたけど、家族だけでいると真剣なところもあって不安な気持ちのある私もキンちゃんと一緒にいる時は本音を出せて安心でした。

キンちゃんといると何でも出来るような気持ちになってキンちゃんとはいろんな事をして
いろんなところに一緒に行きました。
マサチューセッツ州にあるマクロビオティックの学校クシインスティテュートで勉強した時に
一緒に行って、私がクラスを受けている時に久司道夫先生とキンちゃんは散歩もしてました。
アメリカ大陸を車で2回一緒に横断したり、カナダの赤毛のアンで有名なプリンスエドワード島まで
キンちゃんとキンちゃんの娘たちとも一緒に行きました。

そしてサービスドッグとして訓練をしてロスアンジェルスのチルドレンホスピタルにボランティア活動に
行くテストとかにも合格。

そのキンちゃんの子犬を産めるチャンスがやがて来て私が犬の出産の手助け(お産婆さん)を
初めてしたのは2000年。キンちゃんが3歳。
初めてだったのでわからない事だらけだった。
でもキンちゃんが大丈夫出来るよって教えてくれました。
だからその後、キンちゃんのひまごまで産ませるお手伝いをすることが出来ました。

母犬が子犬を生む時の瞬間、子犬が産まれて来る瞬間、
その喜びを一緒に体験し母親が子犬を育てていくお手伝いもして来ました。
人間の家族には恵まれなかったけど犬家族が私の家族。
尊い新しい命が産まれて来る瞬間に接して、その家族と一緒に生活を共にして最後まで見届けてあげる。
私はこの犬たちのお陰で本当に幸せな運命を歩んできていると感じます。

たくさんの犬がシェルターやレスキューにいるから
犬を避妊させないで子犬を出産させるのは間違っていると言う人もいて酷く批判された事もあります。

私はブリーダーではありません。
それとお金儲けに子犬を出産させているのでもありません。

うちの子犬たちは訓練してサービスドッグ、セラピードッグになっています人間を助けています。
その他サービスドッグの団体に子犬を寄付して、有名なサービスドッグとして活躍しています。

シェルターやレスキューから犬6匹、ネコ6匹を今までアダプトして来て
私なりにシェルターやレスキューのためにも貢献してきています。
またレスキューのボランティア活動もしていてトラウマにあった動物たち、怪我をした動物たちに
アニマルコミュニケーション、動物霊気、バッチフラワーレメディー、動物マッサージなどをしてあげてます。

 

Nalu and Kai 08-14-20

写真: ナルちゃん (左) とカイちゃん (右)

2ヶ月ほど前に愛犬ナルちゃんが子犬を産みました。
愛犬カイちゃんがお父さん犬です。

こんなパンディミックの時に産んでもし何かあったらどうなるか不安がないと言ったら嘘になりますが
案ずるより産むが易しとは良く言ったもので、全て上手くいきました。

Nalu before labor

写真: ナルちゃん破水するちっと前

Helping the first boy to come out

写真:一番最初に産まれた子犬のへその緒をナルちゃんが切るのを手伝ってる

Eric with first boy

写真: エリックがナルちゃんを応援してあげてる

 

ナルちゃんのお産はとても楽で破水してから15分くらいで1番初めの子犬が産まれました。

Nalu with her first puppy

写真: 1番目の子犬のへその緒を切ってナルちゃんの嬉しい自慢げな顔

ナルちゃんが4匹目を産んでちっと疲れた時、アニマルコミュケーションを
ナルちゃんとして動物霊気をしてあげました。

Helping Nalu with Reiki

写真: ナルちゃんは動物霊気を受けている

動物霊気の後、ナルちゃんは一気に2匹を産み終えました。
全員で6匹。
みんな元気で可愛い!
ナルちゃん本当にご苦労様でした!

20年前にキンちゃんの子犬が産まれる時に、
お産婆さんをして初めて新しい誕生に接する事ができた事をまた思い出しました。
宇宙の偉大なる計画に心から感謝しています。

 

Nalu with 6 puppiesjpg

写真: ナルちゃん6匹の元気な子犬を産み終わった後

6 puppies

写真: 6匹の子犬たち。左からラ二ちゃん(うちの子になります)、チェダーちゃん、ワイリーちゃん、ルルちゃん、そしてうみバナナちゃんです。

 

 

今年はパンディミックでたくさんの人たちに困難な事が起こっています。
それでも子犬たちを育ててくれる人たちはすぐ決まりました。
後にそれぞれのパピーたち写真をご家族の写真などを載せます。

ずっと写真をアップしたりブログ書いたりしたかったのですが、
子犬たちとナルちゃんママそして他の犬たちとネコたちのお世話を丁寧にして
手作りごはんやおやつなども作ったりにたくさんたくさんしてしてあげたい事が
あってそれに全力を尽くしてました。

先週4匹が新しいお家に引き取られて行ったので、
やっと少し時間が出来てこうして写真をアップしてブログも書けました。

先日、2番目に産まれた子犬、うみバナナちゃんのまさよママからメッセージを受け取りました。
「スナックとか、自分で作ってみて、時間かかったりするので、さなえさんの愛をいっぱい感じました。
ありがとうございます。世界一幸せなパピーたちです。」と書いてありました。

世界一幸せなパピーと書いてあるのを読んで涙が出そうなくらい嬉しさを感じました。
そんな風に思ってくれて心から嬉しいです。

世界一幸せなパピー育てるそれが私のこの人生の使命かも。

パピーたちの新しい命に感謝いっぱい!

 

Nalu with puppies outside

写真: ナルちゃんの本当に嬉しそうな顔を見てあげて下さい

らぶ、Sanae❤️

You May Also Like

コメントを残す

Your email address will not be published. Required fields are marked *

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>