愛犬ハッピーの旅立ち後の悲しみを癒すセルフケア 

先週、5日間にわたる雨と風の嵐が続いた後、顔を出すのが待ちきれないような眩しい太陽の光とその光を反射した青空が降り注いでいた。

普段なら太陽の光と青空で爽快な気分になるけど私の心はまだ嵐が続いていて真っ暗だった。

いつも私の一番側にいてくれた愛犬孫、ハッピーが突然具合が悪くなって暴風雨の最終日に天国に旅立った。こうして書いているだけで胸が締めつけられる痛みを感じる。

気が抜けた空虚な気持ち。

まだ、ハッピーについてあんまり書けない。

今言えるのは…ハッピーは心が広くて、優しくて、寛容でひょうきんな私の愛犬孫娘だった。

彼女はいつも私の側にいて、私の影のような存在だった。

私が何かを取りにちょっと隣の部屋に行くだけでもついて来て、

私が見えないとウロウロして探してた。

今の私は影をなくした、幻のような感じ。

 

7日前に彼女が旅立った日、何をしたかはあんまり覚えてない。

ハッピーの最近の写真とビデオを見たけど、残念な事に、あんまりなかった。

ふたりで写したのは1枚(カバーの写真)だけだった。

ハッピーの母親のルミちゃんが14歳で健康上の問題を抱えていたため、ルミちゃんがハッピーよりも早く亡くなると思い込んでいたから、ルミちゃんの写真をたくさん写してた。

ハッピーが子犬の頃の写真も見たかったけど、まだ胸が詰まって見れなかった。

ハッピー(左)ルミ(ハッピーの母親)と私2024年の初日の出

 

長年にわたってアニマルコミュニケーション、動物行動学、栄養学、動物霊気などを勉強してきたのに、ハッピーの体調が悪いとは気づきかなかった。ショックだった。

亡くなってしまった今、罪悪感で押しつぶされそう。

ハッピーが亡くなった後、ハッピーを見つめることも近寄ることもできなかったハッピーの母親のルミちゃんがとてもかわいそうで見ていられないかった。

他の動物家族はみんな悲しそうな顔をしていたけど、近づいてお別れをした。

伝統的な仏壇「五基本」のお香、灯籠、お花、食べ物、お清めの水を供えるハッピーの祭壇を設置。

ハッピーの色はオレンジだったので、エリックと私は、まだ少し雨が降っていましたが、オレンジの花を買いに近くの花屋さんにカイちゃん(ハッピーの甥)と一緒に行った。

祭壇にろうそく、線香、おりん、水、彼女のお気に入りのオレンジのお花、大好きなブルベリーのクッキーなどを用意してあげた。

ろうそくやお線香に火をつけ、おりんを鳴らして祈った。

と言っても今、考えると何を祈ったかさえ覚えていない。

覚えているのは手を合わせた(合掌)ことだけ。

その後、ハッピーと一緒に聞いていた音楽をかけて たくさん、たくさん泣いてみんなで瞑想を1時間した。

何回も何回も犬猫家族と、エリックをハグした。

 

2日目は、あんなに降った雨が嘘のように、太陽は力強かった。

何もする気がない私は機械的に動いていた。

ハッピーの家族全員を見て、何も考えずにいつものように散歩に行った。

最初の散歩チームはハッピーのお母さんのルミちゃんとハッピーの甥のカイ君。

ハッピーはいつもルミちゃんとカイ君と一緒に歩いていたので、私の気持ちはそこになくて、心の奥底が麻痺していたのに、ハッピーが一緒に歩いているのを感じた。

家に帰ると、*CSC (癌サポートコミュニティ) の血液癌グループのメンバーから電話のボイスメッセージが入ってて、内容はZoom ミーティングに参加できないので、私が出席する場合はグループに知らせてほしいという事だった。 

*CSC (癌サポートコミュニティ) 血液癌グループ。

約 7 年前、私がステージ IV のリンパ腫がんになったときから参加しているグループ。

自分の経験をシェアーする場で他の人が血液のがんで身体的、精神的にどのような状況を経験しているかを聞き、治療法、病院、腫瘍専門医などについてのより多くの情報を得るのに役立つ。

Zoomだけど他の人たちと会うことにできるかどうかを決めないといけなかった。

長年の友人であるジョンが最後の化学療法を受けてからどうしているかも知りたかった。

皮肉なことに、ジョンは私がステージ IV のリンパ腫で化学療法を受けている時に病院にお見舞いに来てくれて、その 3 年後にジョンはリンパ腫を患い、彼を CSC の血液がんのサポートコミュニティに参加するよう招待し、彼は出席するようになった。

気が付いたらZoomミーティングが始まっていて、あっという間に時間が過ぎてた。

Zoomミーティングに参加したいという私の心からのメッセージを受け取り、

「Zoom接続」をクリックしました。

ミーティングに遅れて参加した場合、ミーティングの最後の方にシェアーする事になっていた。なのにこの日は私が参加した時に発言していた人が終わって、すぐファシリテーターの人が私に調子はどうですかと聞いて来た。

こんなに早く発言するとは予想していなかったので、何を言えばいいのか分からず、息が詰まった。

何を言うか一瞬少し考えて、

私は、「CSC のメンバーの 1 人が私にメッセージを伝えてほしいと電話のメッセージがあったので。それとジョンの様子を知りたかった…」と言った。

その後、私は泣き始めて、「ごめんなさい、今日は私らしくないんです…」と言って、

すぐ自分の言ったことを訂正して続けた、

「実際、今日のこの私も私です。」

私は深呼吸して続けた、

「私の愛犬孫娘、ハッピーが約24時間前に天国に逝ったんです。」

涙が溢れてきて止まらなくなった。

心がかきむくしられる痛むのを感じた。

胸が引き裂かれるようだった。

もう一度深呼吸をした。

「ハッピーが亡くなって悲しみと罪悪感を感じてる。彼女の母親であるルミが彼女より先に亡くなるかもと思って、この半年、ハッピーよりもルミのことばかり考えていたから。 ハッピーのニーズに合わせて正しいことをしてこなかったのかもしれない。」

「ごめんなさい、ハッピー!」

鼻をかんでからこう言った。

「私は心はとても痛み、津波のようなとてつもない悲しみが私の全身に押し寄せている。」

以前、愛する家族、友人、動物家族を含む誰かを亡くしたとき、その悲しみ、罪悪感などの感情をきちんと向き合っていなかったのかも、そのせいで免疫力が低下したのか、ガンを2回も患った事が頭に浮かんだ。

一つは父が亡くなった後、私が卵巣がんになったこと。

もう一つは、愛犬娘で私の介助犬だったクラが亡くなってから6か月後にステージIVのリンパ腫。頭の中が恐怖でいっぱいになった。

我に返ってCSC ミーティングでのシェアーを続け、

「過去に、強いつながりを持っていた人を失って、その人とやり残した気持ちや後悔があったためか、体力が低下し、免疫力が低下させていたせいか癌になったかも。また、健康を失うのではないかという不安があるので、私は悲しみに対処しセルフケアするために何を改善できるかを振り返る必要があると感じます。」と言った。

これを書きながらわかったのは、亡くなった人によって悲しみの形や色が違うこと。

母が亡くなったとき、私は悲しくて、もちろん悲しんでいましたが、母がどんな人であるかを受け入れ、母にとって私がどんな娘であったかを伝えるために、母とコミュニケーションを看病に2ヶ月日本に行った時したので亡くなった後、悲しかったけど平穏だった。

アメリカに住み始めて、16匹の動物の家族を天国に送ってきた。

動物を育てるのは簡単な仕事ではなくって、そして彼らが去ったとき辛くて、私は悲しみました。

でも彼らとのコミュニケーションして繋がりを持っていた動物家族とは、悲しみはサーフィンができる海の大きな波のようなもので溺れなかった。

父とクラが亡くなったとき、私はどうだったのか?

父が亡くなったとき:

父が亡くなる前、私は父と連絡を取ることができませんでした。

彼の健康状態が良くないことは知っていたので、彼が亡くなる1か月前に私は日本に行って父に会って妹と一緒に彼のお気に入りのレストランに行ったりして楽しく過ごした。

でもアメリカに帰国するために出発前に空港で父に電話しましたが、応答がなく、折り返し電話がなかった。彼の秘書は、父が仕事で出張中なので後で連絡すると言っていたが、連絡はなかった。

3週間後に危篤の電話を受け、翌日日本に会いに行った時にはすでに意識がなく、8時間後に息を引き取った。

私は母の手伝いや父の会社の対応のため、1年に7回も日本に戻った。

極度のストレスのため、私には悲しむ余地はなかった。

過労で倒れそうに何回かなった。

翌年、最初の夫が離婚を申請し、路上で保護して育ててあげてた犬の一匹が亡くなり、その後、離婚でお金を失い、マンションを差し押さえされた。

父親が亡くなる前に​​意思疎通ができず、体力の限界を使って日本に何回も行った後、最初の夫の信頼を失った悲しみ、路上で保護した愛犬の一匹が亡くなり心はどん底だった。私は健康を失い始め、卵巣がんになたんだと思った。

介助犬だった愛犬娘、クラが亡くなった時:

エリック(現在の夫)と私はクラちゃんが病気になった時、レストランのシード・キッチンの経営を救おうとしていた。大家と不動産屋は全く助けをもらえなくて、私たちは賃貸契約を失い、不動産業者が私たちを訴えて来た。クラが亡くなった後、私たちはレストランを閉めることになったが、大家さんが裏切って他の人にシード・キッチンを売る手配をしていた。

なので当時、エリックと私はレストランの事でよく言い争いをして疲れ切っていた。

私はレストランの顧客と従業員、生徒やクライアントに対応することに集中していた。

適切に悲しんだり、ゆっくり休んだりする時間はなかった。

レストランを閉めてからエリックと私は、レストランを閉店した後の借金の修復だけだった。

そして、半年後、私はステージIVのリンパ腫になった。

CSCのファシリテーターは私に、「どうすればこの悲しみから病気や癌にならないようにすればいいのでしょうか?」と尋ねました。

この悲しみの問題を考えて対処するのは私にとってポイントだ。

健全な悲しみとは、痛みに向き合い、それに対処すること。

それは簡単な仕事ではなく、近道はない。

2016年にクラが亡くなったときに、私が悲しみについて書いたブログ「悼しむ

」を読んでみた。

https://sanaesuzuki.com/2016/08/09/kula-golden-retriever-life-with-her-cancer-part-4/?lang=ja

これを読んで、当時クラちゃんを亡くして、私たちの夢のひとつだったレストランをも失くした辛い時期だったんだって思い出した。

そしてエリックとの夫婦関係に日々が入ってしまってそれを修理してたとわかった。

だから自分が悲しんでいるのがわかるまでには時間がかかっていたようだ。

私たちはみんな、自分自身の中に弱いつながりを持っている。

自分の最も弱い部分は、誰かを失ったとき、そしてその誰かが私にとって大切であり、その人との繋がりを快く理解しないで受け入れることができなかったことで、それが悲しみにつながり、免疫力を消耗し、健康を失っていたようだ。

今回は、ハッピーちゃんを亡くした悲しみをこうして受け入れられる気持ちと時間がある。

「*ペット・ロス・サポートグループ」とつながり、癒しの日記を書き始めることで悲しみを解放し始めてる。

*ペット・ロス・サポートグループ(アメリカの英語のグループ)

https://www.lapoflove.com/our-services/pet-loss-support

 

私の一番弱い部分に直面して、それを私の強みに変える必要がある。

必要なときは泣く。

罪悪感、後悔、非難、恐怖、怒り、そして、特に私自信を許すつながりに取り組んでいる。

痛みを和らげる – 私の気持ちをサポートし、優しく言葉をかけてくれる人々と話す。

書くことは私にとって癒しのツールの一つなので、自分がどのように「セルフケア」を行っているかについて書く。

散歩、アートとガーデニングをいつものように続ける。

悲しみのための薬草茶、バッチフラワーレメディ、温灸、霊気、マッサージ、薬草アロマのお風呂。セルフケアーはまだまだたくさんある。

 

エリックと一緒に、正面の庭にグレビレア・スパーブ低木植物(オレンジがハッピーの色だったオレンジ色の花が咲き、ハッピーは低木植物が大好き)を植えてみた。

ハッピーが亡くなってからは、ハッピーとはあんまりコミュニケーションができていなかったけど、グレビレア・スパーブを植えている間、ハッピーの声が聞こえてきて、

「マミー、すごく綺麗なお花だね。オレンジ色が大好き!」

「手術をしないと決めて、私が生まれた家から天国に行けるように、私を心臓専門医から家に連れて帰ってきてくれて嬉しかったよ。」

ハッピーが心臓専門医からおうちに戻る時

 

「心臓専門医から戻ってからもう少し時間があればよかったとマミーは思っているのはわかるよ。私も同じだよ。でも私の心臓は強くなかったんだ。」

「マミーがしてくれたことすべてに本当に感謝しているよ。

マミーは私の全てで、マミーと一緒に生きている事が幸せだったんだよ。私はとっても幸せな犬孫だったよ。

マミーが毎日私に喜びと愛を与えてくれたから喜びと愛を広めることを学んだんだよ。 」

「マミーがみんなを癒す方法を教えてくれたんだよ。」

「また一緒に過ごせるように、マミーはこれからも健康に気をつけて長生きしてね。」

「今、私もまだ天国に行かなくっちゃいけなかった事にショックを受けてる。

マミーがショックを受けて、罪悪感を感じていることはわかるよ。

でもマミー、私が旅立つ時の顔を見てくれたでしょ。私は痛みなく幸せに出発したんだよ。いつもマミーが私は美しいっと言ってくれてたまま逝ったよ​​。」

ハッピーが天国に逝った直後

 

「マミーとパパはとてもよく私の面倒と世話してくれたね。」

「本当にありがとう!」

「次に会うとき、またそこに戻るか天国でか必ずまた会えるよ。」

「話は変わるけど、もう気づているようだけど、私はルミ母犬の体を使ってマミー達に会いに行ってるんだ。」

「マミーが『ルミは、ハッピーと同じように、私たちの助けなしでも起きて、どこへ行くにもついてきている』と言っていたのを聞いたよ。 (ルミは関節炎を患っており、自力で起き上がることがあまりできない)

「ルミはハッピーみたいにいびきをかかずにぐっすり眠っている」(ルミは眠っている間ずっといびきをかいている))、「ルミは何か食べたいときにハッピーのようによだれを垂らして待っている」 (ルミはよだれを垂らしたことは今までなかった)

そうだよ、マミー、私はルミ母犬の体の中であなたと一緒にいるよ。

私がどれだけマミーと一緒にいたいと思っているかがわかるよね!」

「大好きなブルベリーのクッキー、フレッシュなお水、キャンドルやお線香、そしてきれいなオレンジ色の花束をありがとう!

私は永遠にマミーの愛犬孫娘で、とても祝福され、愛されてるってわかるよ!」

ハッピーの涙を感じた。

 

私は空を見上げて彼女の魂を抱きしめた!

そして彼女にこう言いました。

「ハッピー~アリガトウ!

ハッピーは私とみんなに喜び、愛、幸せを与えてくれる素晴らしいお仕事をしてくれたね。

ハッピーが私の人生に来てくれてとても嬉しい。

いつもそばにいてくれてありがとう!

また会えるまで。。。」

ハッピーからコミュニケーションが来てとっても嬉しい、感謝。

私の心の準備ができたら、ハッピーの人生に敬意を表して、彼女の犬生物語を写真とともに書きたい。ハッピーに敬意を表してメモリアルをしたい。

今日はハッピーの*初七日なので、私なりに法要してあげたい。
*初七日

これは故人(故犬)が「死出の山」と呼ばれる長さ3200kmの険しい山を越えてから
三途の川に辿く日(三途の川は幅が4000km もある大きな川) です 。
故人(故犬)が生前してきたことでこの河が激流、急流か緩流になるとか。
故人(故犬)の家族や友人は無事に渡れることを法要する日だそうです。

この事は以前ブログに少し書きました。

https://sanaesuzuki.com/2016/08/09/kula-golden-retriever-life-with-her-cancer-part-4/?lang=ja

ありがとう、ハッピー!

Love,

Sanae ❤️

私の新しく生きていく道

自分が感じたことなどを書く事は私にとって心とつながりになる。
なのに1年以上、書けないでいた。

チャレンジがあると小さい頃から何らかの形でジャーナル(日記)を書いていた。

2017年(平成29年)の春にびまん性大細胞型B細胞性非ホジキンリンパ腫肝臓ステージ4と診断と余命1ヶ月もないとドクターに宣告を受けてショックだった。
(この事は3年前のブログ余命1ヶ月もない!に書きました。)

今まで通りのホリスティック療法、マクロビオティック食養だけでは癌の進行が早過ぎて時間的に間に合わずキモセラピー(ガン化学療法)を受けて自分の命を救う事を決心。肝臓の痛みは耐えられないほどにまでなって、ただ目を閉じて呼吸をして横たわるのが精一杯の日々が続いた。眠れない夜、気力がある時は横になったままブログを書いてニュースレターを送った。

そうする事で友人やサポートしてくれている人たちと絆を繋げていた。

書く事で寂しさと恐怖から自分の心を守ってもいたようだ。

6回目のキモセラピー(ガン化学療法)が無事終わって少しづつ肉体的に回復し始め、自分でお茶を入れたり少し日常の事をやれるようになった。それからお洗濯やお部屋のお掃除とか肉体を使う家事をやるようになって書く時間がだんだん無くしてしまったようだ。

インスタグラムやファイスブックではちょっとしたことを投稿しているが、自分が思った事やした事をブログに心を込めて書いて、気にいった自分の写真と一緒に時間をかけてニュースレターなどを制作して送る事が好きだと気がついた。

ブログやニュースレターを書かなくなった理由はいろいろあるが、理由がなんであろうとまた書きたいという気持ちはあって毎日、書くことを考えていた。書けるようになる新しい道を探していた。何も考えずにサッと書ければ良かったのだが私には何か切っ掛けが必要だった。

サンタモニカカッレジエメレタスのアートのクラスをリンパ腫ガンになる前にいくつか受けていた。キモセラピー(ガン化学療法)が終わってから1年くらいして体力と気力を取り戻してから、またカリグラフィーのアートクラスを受講し直した。
クラスでは無理なく出来る事だけをして、真剣にしない楽しむカリグラフィーを目指していた。

昨年末、春にある生徒のアート展覧会に私のアートワークを提出する機会を知らされた。アート展覧会に自分の作品を提出したことはなかったが、締め切りは2月という事だったので私のアートが選択されるかどうかはわからなくてもカリグラフィーのアート作品に挑みたいと思った。

でもその頃丁度、心的外傷後ストレス障害(PTSD:子供の頃の虐待、虐め、臨死体験車の事故など)が再発していてとっても難関時期だった。心的外傷後ストレス障害の症状が出るとやってみたいと思う事と実際にやれる事が違っていた。普段からでも何でもやる事に時間が私はかかる亀。心的外傷後ストレス障害が酷くなると眠れない夜が続いて悪夢を見る、殆ど何も出来ない状態になって外出は出来なくなり、話す事も出来なくなる。その上、よく泣いてムーディーになって集中力がなくなる。

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写真:犬息子のレオと一緒

 

そんな状態になって自分自身にガッカリしてアート作品を作成するのを諦めようとした時、動物家族、特に一番年長の犬息子、レオが私の気持ちを支えてくれた。レオは鼻腔ガンに1年以上も前になっていて前庭疾患症状にもなっていて自分では歩けないでいた。なのに私がこのアート作品を作成するとアートルームに来て私が納得いく作品が出来るまで一緒に毎回いてくれた。そのお陰でアート展示会に提出する作品が締め切りまでに完成。展示会に選ばれるかどうかはわかりませんでしたが最終的には楽しく作品に挑めてレオと一緒に過ごせた時間に感謝。

フレームを特別に作ってもらってアート作品を提出した時、レオは微笑んで「マミー良く出来たね。」と言ってくれました。

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写真:GRAYHORSE PICTURE FRAMINGのキースさんとhttp://www.grayhorsepictureframing.com

3週間後、私のアート作品が展示会に選ばれたと知らされて、ワクワクした喜びをレオに知らせたら、彼は「もう知ってたよ。」と言って喜んでくれました。

アート展示会に選ばれた事で大きなアイデアを思いつき、私がキモセラピー(ガン化学療法)をしていた時からずっとサポートして下さっている人たちで来れそうな人達を4月にあるアート展示会のオープンニングレセプションに招待するプランを立て始めた。

ワクワク計画を立てている最中に世界中がコロナウイルス感染になってアート展示会はキャンセルされてしまった。

サポートして下さった方々に来ていただいて『ありがとうございました。』と直にお礼をしたかった私の大きなアイデアは消えてしまったのだ。

コロナウイルス感染爆発で世界中のたくさんの方達が亡くなって、大勢の人が現在もコロナウイルスに感染して回復する為に戦っている。こんな困難な状態の中で新たなる問題が起こりこのアメリカも変わらなくてはいけない状況にこの2ヶ月ほど直面している。沢山の人たちが講義のデモに参加してその後、暴動、強奪が起こって異常な社会不適応のノーマルな時代から新しいノーマルな時代を作ろうとしているのをテレビで見た。

私もみんなの為に何か出来ればと強く思ったが、今の私にとっては社会距離拡大戦略で自宅待機して自分の健康管理をきちんとしてして健康で安全でいる事。これが私にとって貢献できる事。そしてこれが私の新しいノーマルな生き方だとあらためて実感。

 

レオは5月24日に眠っている間に安らかに天命した。

彼の肉体の存在が無くなってやっぱり悲しい。

でも彼は生命を全うする事、そしてたくさんの事を私に教えてくれた。

「マミーそのままでいいんだよ。」そのままと言うのは時によっては短気になったり、エキサイトしたり、疲れたり、悲しかったり、心配したりもする事なんだよ。それでいいんだよ、だってマミーの心の奥ははどんな事があっても幸せで満足してるだから。

レオが出発してから間もなくして、アート展示会はオンラインで行われる事になったとサンタモニカカッレジエメレタスから手紙が届いた。オンラインですると言うことはアート展示会に来れる人だけではなくて誰でもみんなが私のアート作品:新しく生きていく道を観れると言う事。

ワォー、凄い! レオちゃんの仕業だ。

 

下記がオンラインアート展示会のリンクとインフォです。

 

ズームのライブのイベントレコーディングはこちらから:

Launch Event for Emeritus Student Art Exhibition 2020 Online

今回のアート展に選ばれたアーティストの作品はこちらから: Emeritus Student Art Exhibition 2020 Online

 

もし、オンラインで観られない方は私のアート作品の詳細と写真のクロースアップは下記です。

My New Path only Lotus

写真: 水彩の蓮根版画

 

タイトル:私の新しく生きていく道

蓮根の水彩版画とオリジナル俳句の墨インクのカリグラフィー

見た目はシンプルで地味なアートですが控えめで落ち着いた禅精神的な気持ちを感じていただけたら幸いです。

 

サイズは14インチh x 11インチw x 3/4インチd

フレームは枠が白カバでリネン生地を使いました。(一番下の写真でフレームが見えます)

字体はアキム(アキムはドイツのカリグラファー、彫刻家、音楽家のハンズジョアキムバーゲルト氏がクリエイトしたもの。優しく愛らしい字体は人間のハートリズムを再現したものと言われている。)初めはアキムがどのように作られたかは知りませんでしたが、書いていると自分にとても馴染んでアキムは大好きな字体になった。それでこのホームページのカバーと名刺などにも使ってる字体です。

俳句は私も含めてみなさんが生きがいを持って新しく生きていく道(新しいノーマル)を見つけると言う願いで書きました。

 

My New Path only calligraphy

写真: オリジナル俳句と字体はアキム

またこうしてブログが書ける切っ掛けを作ってくれたレオに感謝しながら久しぶりのこのブログを書き終わろうとしていたら。。。

エッ、ちょっと待てよ。

今メールがサンタモニカカッレジエメレタスのアート展示会を幹事しているジェシーベンソンさんからメールが届いてる。

信じられな~い。

何回も読んで、やっと内容把握。

オンラインアート展示会のライブオープニングレセプション6月25日(木)に私のアートについてインタビューしたいと書いてある。

今回は90人以上の生徒さんが選ばれて161作品(一人二つまで提出可能)のアート展示会。

数人の生徒だけをインタビューするのは聞いてたけど私がインタビューされるなんて思ってもいなかったから、ビックリ。

本当に私のアートについてインタビュー?

でも驚く事に本当に私のアート作品がを選択されたみたい。

レオがまた手助けしてくれたのかも。

 

 

My New Path by Sanae Suzuki

写真: フレームを作っていただいて完成した「私の生きていく道」

正直言ってなるべくたくさんの人に私のアートを見てもらいたい。

アートが病気のリカバリーを助けてくれてるひとつなのだから。

是非、みなさんオンラインアート展示会を見て下さい!

このアート作品の題にもした「私の新しく生きていく道」に感謝を込めながら1年ぶりで久しぶりに書けたブログを終えます。

心からありがとうございます。

ラブ、草千❤️

 

ゴールデン・リトリバー犬クラちゃんの49日法要

クラちゃんは、私が臨死体験をするほど酷い交通事故の後、まだ車椅子生活をしていた2003年に生まれて来ました。

クラちゃんのお母さんのキンちゃんは私の介護犬として私を支えてくれていました。キンちゃんが天命した後、クラちゃんが私の介護犬になってくれるよう願い、訓練に行くようになりました。でも、静かで恥ずかしがり屋の気の優しいクラちゃんは介護犬にはむいていないかもと2年間の訓練で感じていました。テストの日、クラちゃんは、自分の奥底にある自信を確信したかのように、素晴らしい成果で合格しました。

 

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クラちゃんの49日法要の受付に設けられた写真とみなさんからの寄せ書き。

 

クラちゃんは私が今まで会った犬の中で一番思いやりのある、やさしい、賢い犬でした。車椅子に乗っていた、私の介護犬として、ドアーを開けてくれたり、私が落としたものを拾ってくれたりしました。そして犬の娘として毎日、いつも私の心を支えてくれていました。ビーチにエリック(主人)と行くのが大好きで、私が少しづつ歩けるようになってサンタモニカ山脈にハイキングに行くのも大好きで、ノースフォークのマンザニタにダイブ したり、雪の中でスノーエンジェルを楽しんだり。

素晴らしい13年間を一緒に暮らしました。

クラちゃんが8月1日に天命して、毎日、クラちゃんのことを思って悲しい日々が続いています。

クラちゃんの犬生を敬意し、私たちの悲しみを癒すために法要をクラちゃんのことを知っている友人たちと一緒にすることにしました。

 

クラちゃんは、老人ホームに行ったり、サンタモニカファーマーズマーケットに行ってマーケットに来る子供たちから、オーガニックのりんごを食べさせてもらったりしていました。

クラちゃんが老人ホームに行ったり、サンタモニカファーマーズマーケットに行ってマーケットにいくブログはここ

 

 

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法要のカードを来てくださる方たちの為につくりました。お花はクラちゃんの大好きなハワイのプルメリアと白いハイビスカス。

 

 

 

 

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クラちゃんのフォトアルバム(84ページ)を214枚の写真でつくりました。

 

26人ものお友達が来てくれて、たくさんのご馳走が並びました。私は、ひじきとトウモロコシのお惣菜を作って、エリックはクラちゃんケーキをバニラとアーモンドクリームで作りました。

 

ここからの写真は、友人のクレアーが写してくれました。

 

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みんなのポットラックご馳走とエリックが作ったクラ・ケーキ。

 

 

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受付のお手伝いをしてくれたヴロッカ

 

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みんなでクラちゃんのアルバムをスクリーンで見ています。

 

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まさのさんとりんさん。

 

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クラちゃんの甥のブブちゃんと私とアリソン

 

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ミッシェルさんとミッシェルさんのお母様。

 

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クラちゃん犬家族 Health Happy Pooches (左からブブちゃん、ハッピーちゃん、オロちゃん、レオちゃん、ルミちゃん)

 

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サールとまりこさんそしてクラちゃんの姪のハッピー。

 

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ステファニー、サリー、カリン。

 

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ジョン、キャロル、マヌエラ、ジェシカ。

 

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ビーガン女性に囲まれている、エリック。

 

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みちよさん、ダン、正子ちゃん、陽子さん。

 

 

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クラのパシフィックブルーを歌うところ。

 

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アマンダが瞑想をリードしてくれました。

 

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みちよさんとダン。

 

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みんなで、くらちゃんのことを思ってお線香をあげました。

 

クラちゃんの好きだったウクレレの歌の詩を変えて、”クラのパシフィック・ブルー”と題して、エリックがウクレレ弾いて、私が歌いました。私たちのウクレレの先生が応援で一緒に弾いてくれました。

ドキドキしていた私は、間違えてしまったり、うちのハッピーが正子ちゃんが来て泣いてそれに気がいってしまって、また間違えたりしてスタートは散々でした。それに歌っていたら、クラちゃんのことを思って泣けてしまいました。

でも、きっとみなさんに私の気持ちは伝わると思うので、ぜひ見て下さい。

”クラのパシフィック・ブルー”

Kula’s Pacific Blue!

このビデオでも言ってますが、動物たちも人間と同じように感情そして思い気持ちがあります。私たち人間が動物たちの生命を敬意して、天命した動物家族、天命していく動物家族たちを思う悲しみのこころを健全な気持ちで癒して、慈悲ある人間として私たちが生きていけることを願います。

感謝と愛ある光を込めて、

草千💖

 

 

 

ゴールデン・リトリバー犬クラちゃんの癌と生きるパート5: 健康な歯茎作り

クラちゃんが脾臓癌という診断を受けてから、クラちゃんは歩けなくなっていたので、ホリスティック療法のしてクラちゃんがまた歩けるようになるようになるといいなという願いから 毎日クラちゃんのためボディーワークをしました。

毎朝、朝食とレメディーを飲む前にした日課:

1. 歯茎のマッサージ

2. ボディースクラブ

3. 指圧

4. 導引

クラちゃんは左側の歯茎が化膿していたので、歯茎のマッサージが大切だと思いました。ホリスティック獣医のドクターレインが、グリーンティーとエッセンシャルオイルのミルラを使った歯茎のリンス方法を教えてくれましたので、すぐ使ってみました。クラちゃんの化膿した歯茎はビックリするほど治っていきました。

今回はその写真をシェアーしますね。

650 Kula gum abuses

ホリスティック獣医のドクターレインがクラちゃんの歯茎の化膿したところをグリーンティーとミルラのエッセンシャルオイルで消毒している。5月27日

 

650 Kula's gum on 05-27-16

クラちゃんの化膿した歯茎5月30日

 

650 Kula gum 05-30-16

クラちゃんの化膿した歯茎6月3日

 

650 Kula gum 07-29-16

クラちゃんの化膿した歯茎6月27日

 

レシピ:

犬用ー

1カップのグリーンティーまたはビワ茶

2敵のエッセンシャルオイルのミルラ*

*ネコはエッセンシャルオイルにとても敏感で嫌うネコもいますので、海塩をひとつまみ使います。

 

人間用ー

1カップのグリーンティーまたはビワ茶

4〜5敵のエッセンシャルオイルのミルラ

 

650 Gum massage oil-water

ビワ茶とミルラのエッセンシャルオイルとやわらかい歯茎用ブラシ

 

柔らかくて小さな歯茎用ブラシを使って下さいね。

自分の人差指を洗ってブラシ代わりに使ってもできます。

ここにクラちゃんの歯茎をマッサージしているビデオをのせてます。ぜひ見て下さ〜い!

あなたとあなたの愛犬の健康な歯茎と歯を作りましょう。

 

愛を込めて

草千💖